だるい

              今 昭宏 著

今日(8月1日)は個別指導の日でした。
外の気温は今年最高の36度以上とニュースで言ってました。

会場の健康管理センターは、冷房がきいていて涼しく・・・
と書きたかったのですが、クーラーはなし。(^^;)

午後一時、扇風機の熱風を受けながらの指導となりました。

係の保健婦さんも「あつい~」(-_-)といってボーッと
していました。

「今日は暑いからみんな来ないんじゃないかなぁ」と私は
温度計の36度の針を見ていっていたのですが、
予定人数全員がぽつぽつときてくれて、汗だくの個別指導でした。

いろいろな人が操体を少しずつ覚えてゆきました。

今日、おもしろかったのは、係の保健婦さんでした。
予約の合間に「せんせぇ、今日は暑いからかも知れないん
ですけど、からだがだるくって調子よくないんですぅ」と
いうのです。

「どーれ、診てみようか? 」。

「お願いしますぅ、」とベットに仰向けになりました。

膝ウラは両方激痛、首の後ろも圧痛です。

私は、うつぶせになってもらって、カワの操体をすること
にしました。

背中のまん中あたりに、手のひらをぴったり当てて、上と下
で調べたら、上がイイというので、上にずらしました。

10秒ほどしたら、お腹がグググーッと鳴りました。
胃のあたりだったとおもいます。

「おおっ」保健婦さんはびっくりしました。

「お腹動いたねぇ、気持ちよかったねぇ」と私。

そして、今度はその少し下のかわを上と下で比べました。
そこもまた上がイイというので、上に動かしました。

5秒ほどしたら、お腹が、ぐぐぐーっクルッとまたなりました。

「おおおっ」保健婦さんは、またびっくりしました。

私は、ゆっくり手を離し「どうでしたカワの操体は? 」と
きいてみました。

「とっても気持ちが良かったですぅ」(^^)
「背中もお腹もらくになりましたぁ」とのことでした。

私は、「こんなことだったら、訪問看護なんかで寝たきりの
人になんかもできそうだよねぇ」といいました。

「そうですよねぇ」と保健婦さんもいいました。

「操体法掲示板というのがあるから、今日体験したことを

書いてみてよぉ、どこかで読んでためして、少しでも

良くなるひとがいるかも知れないから」とお願いして帰って

きました。