全身の痛みと操体法

仙台市泉区八乙女中央の仙台操体医学院 今治療院の今貴史です。

先日、女子高校生のクライアント様が
お母様と一緒に来院されました。

症状は【全身あっちこっち痛い】様です。

最近服の操体法に意識が向いているお陰か
服をよく観察するようになりました。

・どんな素材か
・どんなはき心地、着心地か
・好きで履いてるのか、着ているのか

しかし、このクライアントさんに限って
【服じゃないな〜…】と頭をよぎりました。

色んな部位がコリコリで、剥がしたりしても
可動域は変わるけど痛みが取れない。

ベットに座った状態から全体をよく視診してみると、
ずっと下を向いてる事に気が付きました。

「ちょっと首触ってもいい?」と触れてみたら
思った以上にガチガチでした。

【あらら、なにか悩み事あるのかな〜?】と
隣に腰掛けて言うと、、、

突然、涙がポロポロ………

きっと理由は色々ありそうだから

【高校生もいっぱい悩むことあるよね。よしよし、大丈夫だよ。】
と、背中をさすりました。

お母さんもつられて泣いてしまいました。

いっぱい泣いて、いっぱい鼻水も出して
秘めた想いを涙にして外に出しました。

身体の痛みは色々なパターンから発症していることが多いです。
とくに青春期はたくさんの悩みを抱えたりしていますから
クライアントさんのお話を聞いてあげることも大切です。

お母さんも一緒だったし、きっとお話出来ない内容もありそうだったので
終わったあとは一人で出来るストレス発散操体法などを2、3個お教えして終了しました。

終わったあとはスッキリしてバランスも60点くらいになっていました。

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