間違った情報を信じ続けていた

『背筋は伸ばして、姿勢を良くしなさい。』

幼い頃から、背筋を伸ばしなさいと教えられたひとは
この日本にどれくらいの人がいるだろうか?

これをまじめに続けている人は
腰痛、または慢性的な痛みを抱えている人がものすごく多いです。

実際に当院にもそのような悩みを抱えた方が多くいらっしゃいます。

背筋を伸ばすことは悪いことではありませんが
大概の人は「伸ばしすぎ」ているのです。

よく、猫背になっているよ〜って注意されたことってありませんか?

実はその猫背、無意識に身体のバランスを調整している姿勢なんです。
身体は一旦背中を丸くして、バランスを整えようとしてくれている姿なのです。

猫背になってるよ〜って、もし注意されたら
家に帰った時にもっと猫背にしてあげたらイイのです。

大概はもっと背筋を正さなきゃと
身体のサインとは真逆の事をしてしまいます。

ではどれくらいの猫背になればいいかというと
猫背になって気持ちがいいくらいに背中を丸くしてあげて
身体が満足すると、背筋は自然と元に戻ります。

元に戻るというのは、もともとの自然体のバランスに戻るという事です。

よい姿勢が健康的なイメージが植え付けられていますが
全然そんなことはありません。

むしろ背筋を伸ばして身体に苦痛を感じているのであれば、
背筋を伸ばす行為は間違っているということなのです。

しかし、人の身体のバランスはそれぞれ違いますから
ひとりは背筋伸ばしたほうがいいと言われ
もうひとりからは猫背のほうがいいと言われたら
どちらが正解はわからなくなってしまいますよね。

そんな時は、どっちもやって試してみることです。
するとわかってくるのは、その日その日で感じ方が違うという事です。

昨日は猫背になるとラクだったけど
今日はフラットな姿勢がラクだったりするのです。

ですから、毎日自分でやって試してみるという事につながってきます。

個人の原始感覚ですから、結果的に気持ちのいいことを
毎日実践するとよいという事になります。

仙台操体医学院では、どのように気持ちよくすればよいかということをお伝えしています。

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