操体法 想について
『心の操体』
誰かにほめられたいとか認められたいといった思いが
強くなって、頑張り過ぎてくたびれるのは、
自分が自分をほめて認めることを忘れているからかも。
ときどき自分をほめて認めると楽しい。
「えらいぞ自分」
「たいしたもんだ私」
「素晴らしいぞ俺」
「私は天才だ」
などなど。
冗談でもウソでもいいからとにかく言うこと。
空間が明るく元気になります。(^^♪
「バカ」
例えばあなたがだれかに「バカ」と言われたとする。
笑って言われれば「バカ」でも嬉しいときもあるし、
怒って言われれば憎らしくもなる。
言葉は、そのオト自体に意味があるようでいて実はそうでもない。
言葉は言った人の気分がそのままその音(バカ)に乗って
伝わる物理現象だ。
言葉(オト)を聞いた人が苦しんでどうする?。
あなたはもっと自由なのだ。(^^♪
「上と下」
自分より上とか
自分より下なんて
実はないのだ。
下から見れば上があり、
上から見れば下がある。
空から見れば上も下もみんな一緒。(^^♪
「感謝」
生かされていることを、からだでわかることを
感謝という。
自分で生きていると、勘違いして日々を過ごせば、
きっと、わかるまで少し苦しむ。
感謝のない人生ほど悲惨なものはない。
と、誰かが言ってた。
「ユルス」
歩いていて石につまづいて転んだ。
とする。
石のせいなのか、
自分のせいなのか、
痛いのでよくわからなくなる。
石を恨み続ける人もあり、
自分が足を上げなかったからだと
反省する人もいる。
ユルスというのは、石をではない。
つまづいた自分自身をユルスだけ。
ただそれだけ。(^^♪
「名前は大切だけれども」
名前に縛られたり、
名前で縛ったりしていないかい。
名前は区別するためにあるもの。
人はその名前に良し悪しのイメージを載せる。
名前そのものに良し悪しなんてないのに。(^^♪
「おはらい操体」
白衣をまとって40数年。
いつまでたってもわからないことだらけ。
わかったことだけでも伝えたい。
来年は「おはらい操体」の年かな。
からだの表面に漂う見えないコリ。
これが見事で素晴らしい。
大抵の人は見えないから見逃す。
天才はそれを見極めて浄化の道へと誘う。(^^♪
「悪口」
誰かの悪口を言うと、
自分が良い人になったような気がする。
けれども、
自分も悪口を言われる人になる。
悪口は、言っても言われても
実はどっちも心地よくない。
良いところがたくさんあるのに、
そこがなかなかみえない。
目がかすんで曇っているから。(^^♪
「自分で」
調子がいいと感じたときは
落ちる前ぶれだったりするので気をつけること。
調子が悪いときは、自分のからだを調整すること。
自分のせいなのに誰かのせいにしないこと。
自分の学びは、自分ですること。(^^♪
「それでいいのだ」
生きている限り、学びつづけること。
ときどき自分のおろかさに涙したり、
自分の素晴らしさを思い知ったり、、、。
人は少しずつ少しずつ大人になる。
失敗や不安や不満や不仲、
病気やケガなどが人を大きく育むのだ。
それでいいのだ。(^^♪
「人は水」
水は温かくなり、蒸発して雲にもなる。
冷えると雨や雪になって降ってくる。
人は水なり
水は、さらさらと流れる清流になり、
温泉になったりもする。
時には濁流となって暴れたりもし、
空で凍って固まったり、
台風の中でうろたえることもある。
人は水なり。
とどまるなよ。
変化し続けるものなのだから、、、。
「コリ」
コリって何?。
からだのコリはなぜ生まれるのか。
原因の
一つは、感情の便秘。
さみしいとか悲しいとか、嬉しいとかありがたい
といった感情を言葉に出して言わないから。
二つ目は、食べ過ぎと咀嚼不足。
よく噛まないで食べ過ぎるから。
三つ目は関節のズレ。
がんばってガマンして辛い動きをしているから。
四つ目は呼吸の浅さ。
浅い呼吸で過ごしているから。
五つ目は環境の不快。
ガマンして不快な所にいるから。
コリはあなた自身を護りたくて表われてくれた
心とからだの「お守り」だったんです。(^^♪
「少しずつでいいから」
あなたが「何か」を批判する想いになったとする。
それはあなたがその「何か」の波を受信して
またその波を送信したくなったということ。
「何か」によって自分の奥の気持ちに気づき
何かを教わるチャンスなのかも知れないよ。
人にはこれだけは「許したくない認めたくない」といった
ガンコな想いが多少なりともあると思うんです。
病気にはなりたくない、とか、
あいつは認めたくないとか。
でも、それらを認めて許したかっただけなのかも。
少しずつでいいから。(^^♪
「周波数」
誰かの悪口を言いたくなるのは、
あなたの心身がその「悪口周波数」に共鳴した証。
あなたの中にそんな感じのチャンネルが潜んでいるのだ。
誰かを褒めたくなるのは、
人は生まれただけで素晴らしい存在なのだと、
感じる周波数に包まれて生きているんだと思う。
なんとなくそんな気がした。(^^♪
「ガンバレ~」
大抵の人は小さい時から、
「がんばれ~、がんばれ~」と
言われて育った。
そんなもんウソなんだけれども、
なぜかそういうものだと思い込む。
やりたくもない辛いことをガマンして
がんばって、がんばってやっていると
しまいには病気になる。
病気は「がんばり過ぎだよ」というサインなんだ。
だから病気になって助かったのさ。
「やりたいことをイキイキ楽しんでやれよ!」
神様はいつもそう言ってくれているような
気がする。(^^♪
「極楽」
私が27才位の時、橋本敬三先生にこんな質問しました。
「先生、人は死んだらどこへ行くんですか?」と。
87才の先生は火鉢の前でマメをポリポリ食べながら、
ニコニコこう教えてくれました。
「死んだらみんなに会えるのさあー」と。
生きて極楽、死んで極楽。
「心配しないで思ったごどヤレ!」
味わいの地、地球こそ極楽(天国)。(^^♪
「母の愛」
操体の創案者、橋本敬三医師は火鉢を囲んで
ときどきこんな話をしてくれました。
「お母さんていうのはありがたいもんだなー」と。
火事になった焼け跡から発見される仏様。
お母さんが子供を守ろうとして子供をかばって
一緒に亡くなっていることがあったそうです。
お母さんの「愛」にはかなわないなー。
先生は、そう言って目にたくさん涙を浮かべて
「母の愛」について語ってくれたものです。
感謝することが最高の快感なのだと。
そう教えてくれたのも橋本敬三先生でした。
「43年の魚つり」
43年間、私は人を治してあげたくて生きてきました。
偉い先生や凄い先生からも直に教わってきました。
魚釣りに例えると、魚がほしい人には、
魚の釣り方を教えること。
釣り方を教えているとき、私は何故かとても嬉しい。
そういう仕事を、私はずっとつづける。(^^♪
「他人のために尽くす」
なんとなく素敵な言葉。
でもその前に自分が自分に尽くすこと。(^^♪
「カリポリ操体」
かゆいところを気持ちよく掻く。
これも操体。
あちこち適当にカリポリ掻いてみると、
かゆみを感じやすくなる。
原始感覚は、とりあえず掻いてみることで
蘇ってくる。
考えなくても自然にカリポリと掻いてしまう
ようになれば60点合格。(^^♪
「幸不幸」
幸せも不幸せも、自分の心が決めたこと。
心と身体は魂でつながっている。
身体のバランスがそのまま心の表現となり、
心のバランスが見事に身体にあらわれる。
肉体の味わいで心が学ぶと魂の周りがきれいになる。
心をさらけだして肉体が変化すると許しが完結する。
「否定心」
他を否定したくなるのは自分が幼いから。
そんな自分の全部を認めて肯定すること。(^^♪
「目標」
他人のことを悪く言えず、
自分のことは天才だと感じてしまう。
そういう人に私はなりたい。(^^♪
「原始感覚」
言葉や文字には表現した人の心がそのまま載る。
それらを思考と感覚で見極める。
危険な時はそそくさと逃げること。
自分が進む方向は、
自分の原始感覚がいつも教えてくれている。(^^♪
「人と地球」
人は元気な時もあればそうでない時もある。
どちらも、その味わいの中であれこれと
学ぶことができる。
味わいの学校として地球がある。
のかも知れない。(^^♪
「思考と感覚」
人間には、
思考する脳と感覚する脳がある。
これらに優劣はない。
あるのはそのバランス。
どっちも大切。(^^♪
「木と人」
木にはいろんな名前がある。
杉ちゃん、けやきくん、松っちゃん、
ヒノキくん、桜ちゃんなどなど。
色や形は違っても、それぞれが皆、
重力に抗して空に伸びる。
台風もくるし地震もくるけれど、
天を目指す美しいイノチたち。
人も同じ。
みんな素晴らしい。(^^♪
「幸不幸」
クルマを運転したりしていると、
急に割り込まれたり、
前をのろのろ走られたりと、
イライラすることが時々あります。
でもそのおかげで事故にならずに
助かったのかも知れません。
現象は同じでも、
思い方次第で幸せにも不幸にもなれます。
自分のことしか考えないと不幸になります。
おしっこがしたくて急いでいたり、
高齢になってスピートが出せない人もいます。
そんな風に思えば、「まぁいいかぁ」、と
許せるものです。
ためしてみてください。(^^♪
「水と魂」
水は川を流れて海に行き、
暑くなると空に昇って雲になる。
水は寒くなると雨や雪になって
また地上に降ってもどってくる。
人の魂も水と一緒なのかな。
なんとなくそんな気がした。(^^♪
「悪口」
誰かの悪口を言いたくなるのは、
自分がそうだから。(^^♪
「頭を冷やす」
頭が熱く燃えている感じの人がときどきいる。
脳がゆで卵になりそうに熱い。
からだの中枢司令部が火事で燃えているのだ。
消防署が火事になっているのと一緒。
なので消防車(自然治癒力)はなかなか来ない。
氷か水で頭を冷やしてまずは火を消さないとね。
心地よく冷やすだけ。
簡単です。(^^♪
「感謝」
しなければいけない感謝は知識、
してしまう感謝はからだの表現。(^^♪
「操体法」
操体法というのは師匠の橋本敬三先生が名付けた
ものなんです。
私は師匠と5年位一緒に過ごしました。
ひとりひとりの原始感覚を尊重する操体法。
そんな素敵な世界観でしたから、私は今でも操体法が
大好きです。
「自分を 楽しんで 生きる」
日曜日の授業の反省会の時に降ってきた言葉。
一番わかっているようで、さっぱりわからない自分。
だから「自分を 楽しんで 生きる」
なのかな。
「天才」
自分はダメダ~。
と、勘違いして訪れる現実は、
その通りの世界がそのままくる。
天才は、
他が素晴らしいことに自然に気がつき、
それを表現したくなる。
そんな中で自分が輝き出すんだ。
やってごらん、
アナタも実は天才なんだぜ。(^^♪
「大切」
右と左と中心、どこが大切?。
酒と焼酎とビール、どれが大切?。
いろいろあるけど、ぜんぶ大切。(^^♪
「仕組み」
自分が自分に自信がないとき、なぜか
他を非難したくなる。
実は私もそうだった。
非難することで自分の方が優位というか、
ほめられるんじゃないかとカンチガイして
威張ってしまう。
非難したら非難され、
ほめたらほめられる。
仕組みは、そうなっていた。(^^♪
「ただそれだけ」
認められたいと思うのは
さみしかっただけ。
くやしいと思うのは未熟なだけ。
憎らしいと思うのは暇なだけ。
うらやましく思うのはなんでだろう?。
たぶんお腹が空いているだけ。
ただそれだけ。(^^♪
「生まれただけで素晴らしい」
人は自分の思考で他を批判してしまうことがある。
それは自分が褒められたかったり、
認めてほしいから。
自分が自分を認めることを忘れて、
誰かに褒められようとして頑張りすぎるクセがつく。
人はみんな生まれただけで素晴らしいのだ。
ときどき忘れるので書いてしまった。(^^♪
「いっぱい」
患者さんがたくさん来るときはまだまだ修行が
足りないと思っていっぱい学べ。
患者さんがあまり来なくなったらたいしたもんだ。
そう思えばいいのに、
「俺はダメダ」
などと考えてしまうアナタ。
がんばったご褒美に自由な時間が来たと思って
いっぱい遊べ。
ダメな人なんて生まれてこないから。
こんなことを書いていっぱい飲んで遊んでばかりいる私。(^^♪
「有難う」
自分が、だれかを批判したり、
いじめたりしたくなるのは、
自分が自分を認めていないから。
自分が自分を一生懸命に生きることは、
簡単そうで実は難しかったりする。
でも自分で味わいたくて生まれたのだから、
いろいろあるけど、きっとなんとかなるはず。
あなたは、難しいことが有ったとき、
「有難う」と本気で言えますか?。
そう言えるような人に私もなりたい。(^^♪
「目標」
自分が自分をやらないと苦しくなる。
気がつくと、だれかに褒められることが
目標になっていたりする。
自分には自分の心の目標がある。
苦難はそれを見極めるサイン。
それを見定める絶好のチャンス。(^^♪
「操体とは」
おかげさまで開業して30年、
いつの間にか還暦ポン。
昨日、30周年記念授業で操体医学院生の
kazuくんに聞かれました。
「先生にとっての操体とは何ですか?」と。
いつもいろんな答えを言うのですが、
昨日の答えは、
「操体はない」
でした。
名がつくことで争いになることがよくあります。
名がつくと固定化されたイメージが先行して、
変化することが許されないシステムなのだと
勘違いしてしまうことがあります。
水は雲になって雨になり川を流れて海となる。(^^♪
「名」
名は差別して争うためにあるのではなく、
区別して生かし合うためにあるのだと思う。
納豆と豆腐は「名」は違うけれども元々は
同じ大豆。
国と国、人と人、名は違うけれども元々は
同じ親。
「骨粗しょう症」
病院で骨粗しょう症と診断された60代女性が腰痛で
来院しました。
問診であれこれ話を聞くと、女性は骨粗しょう症に
なったことがショックでとても不安そうでした。
なので私は、こんなお話をしました。
「○○さん、電柱って中が空洞になっているのを
知っていましたか?」
「いいえ」
「電柱の中にぎっしりとコンクリートが詰まって
いると実は折れやすいんです。中を空洞にすることで
物理的に強くなるんですね」
「へぇー」
「あと、木は大きくなってくると電柱と同じように
中を空洞にして自分を強くしますよね。
木はちゃーんと知っているんですね」
「からだもきっと同じで、少し年齢を重ねて骨が弱く
なってくると骨密度を下げて空洞を多く作って少しでも
強くしようとするんです。
「医学的には悪いことになっている骨粗しょう症
ですけど、物理的にはホントは強くて丈夫になって
いるわけですから、身体ってたいしたもんですよね」(^^)
「空間の粒子バランス」
私たちの意識が「治す」気分になっているとき、
患者さんはなぜかあまり改善しない。
自分の意識が空間の粒子のバランスを崩して
しまっているからだ。
あれこれと少し学んだら「実験だしぃ~」と
軽いわくわく意識で治療や施術に取り組めば、
空間の粒子バランスが勝手に整って必要なアイデア
が瞬間瞬間にヒラメクようになってくる。
なんとなくそんな気がしたんだけど、
やってみなけれゃわからないよねぇ。(^^♪
藤本靖先生は、筋膜の構造や症状と脳との関連について
みんなにわかりやすく説明してくれました。
からだを調整する司令部は脳であり、
脳は筋膜センサーからの指示で自動調整機能を発揮する
ようになっているらしい。
私がイイ加減に比喩すると、
火事を消すのは消防車であり、消防署へ電話をすれば
消防車が来てくれて火を消してくれるようになっている。
火事の時、治療家は消防署(脳)に早く電話をかけるように
することが大切であり、消防車(火を消す車)にはなれない。
消防車は電話(筋膜に刺激)をすれば消防署(脳)から
すぐに来てくれて火を消してくれるようになっている。
大切なのは火の消し方よりも電話のかけ方。
これが大事、これが筋膜。かも。(^^♪
「いろいろ」
いろんな人がいる。
いろんなものがある。
いろんな考え方がある。
いろんなことが起こる。
いろいろあるけど、
「まぁいいかぁ~♪」
と思えばなんとなく少し楽になる。
やってごらん。(^^♪