ヤブ医者

実家の山形県小国町の母(当時90才)が膝が痛くて
トイレに行くのも辛くて、這って行くようになり、
整形を受診、レントゲン検査では異常なし。
でも痛くて隣の家にも歩いて行けない状態らしい。

お医者さんから大きな病院を紹介されてMRI検査を
するように紹介状をもらってきたとの連絡が私に来ました。

昨日私は急きょ、仕事をコンタンひろ君に任せて母の元へ。
クルマで片道三時間近く、嫁さんと一緒に行ってきました。

母は、辛いのに気丈に振舞っている感じで、
嫁さんとも久しぶりに会えて嬉しそうでした。

母は、私のことを「ヤブ医者」といつも笑って言います。
でも怒って言われるとツライですが笑いながら言われるので
なんとなく嬉しい感じになります。

実家の近くに嫁いだ私の姉は私のことをカミサマだ~、と
会うたびに言います。

姉は以前股関節が痛くなって動けなくなり、私が仙台から
往診して、治し方を教えたらすぐに治ったことがあるので
本気でそう言ってくれます。
そんなことから私は自分はカミサマなんだと思っています。(^^♪

さて、母の治療です。
20センチ程の座イスに腰掛けてもらって痛む右膝を診てみました。
少し内側が腫れていてシップを三枚貼っていました。
いったんシップを全部はがしました。
足関節の動きは大丈夫で痛みなし、触診で大腿外側に硬いシコリが
ありました。
膝は大丈夫みたいだねぇ、などと言いながら、
ここが突っ張っているからかなー、と、ここを圧痛操法をしました。
あと全身を調べると、左鎖骨の下のコリが気になりました。
ここをぐりぐり圧痛操法をして、押し方を教えました。

これで立って歩いてみてもらうと、母はしゃんしゃん歩いて、
「痛くないわー!」と言ってびっくり顔をしていました。
「膝なんかぜんぜん大丈夫だよ」
「鎖骨の下と大腿の外が凝り過ぎていたみたいだね」
これで治療はおしまい。
そそくさと仙台に帰ってきました。

そして次の日(今朝)私は母に電話をしてみました。
すると母は、早朝気持ちが良いので1キロ位離れた知りあいの農家まで
歩いて行って米を買ってきたと自慢気に話していました。

「膝は痛くなかったの?」と私。
「さっぱり痛くなくなった」と母。

よかったよかった。

私もこれで「ヤブ医者」と呼ばれなくてすみそうです。
治してあげる気になっているヤブ医者から、
治り方を教える領域に一歩ずつ近づいて行きなさい、
と母に教わったような感じました。(^^♪

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