腰痛

2023年のある日、新患の女性クライアントさんが来院しました。
どうやら腰痛がひどく、じっとしていても
痛みが続いているとのことでした。

私は膝裏の触診から始めました。
両側とも硬く、押すと痛みがあるようです。
そこで私は、少し笑顔を交えながら問いかけてみました。

「押して痛いときは、どうしたらいいと思いますか?」
すると患者さんは「えっ⁉️」と少し驚いた様子。
「押してダメなら、引っ張ったらいいんです♪」と
お伝えして、膝裏の皮膚を軽く引っ張ってみました。
すると「気持ちがいいです」といいます。

そのまま20秒ほど皮膚を引っ張ってもらったところ、
膝裏の皮膚がやわらかくなり、再び膝裏を触診(押す・はがす)
すると、硬いコリはすっかり解消されていました。

続いてふくらはぎを確認すると、右側にやや硬さが感じられました。
不思議なことに、この部位は顎まわりの皮膚を
調整するとやわらかくなる傾向があります。

そこで、私が見本を見せながら、
患者さんご自身に右側の顎まわりの皮膚を
引っ張っていただくように促しました。
その間、私は右ふくらはぎを触診して変化を確認していました。

やり方がとても上手で、
あっという間にふくらはぎのコリも解消されました。

続いて、前腕の皮膚の調整です。
これも手順をお伝えしながら、自分でやっていただきました。
その結果、前腕もすぐにフワフワとやわらかくなっていきました。

そして最後は、腰まわりに氷操体を実施。
氷を当てると気持ちいいようです🧊

施術が終わる頃には、
つらかった腰痛もほとんど気にならないほどに改善。

何より嬉しかったのは、ほとんどの調整を
患者さんご自身の手で行い、感覚をつかみ、
治し方を覚えてくださったことでした。

こうしてまた一人、自分の身体と仲良くなって
くれる方が増えたことを心から嬉しく思います。

今貴史 著

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