膝痛
2022年のある日、新規のクライアントさんが来院されました。
左膝の痛みに悩まれていたようで、日常生活でも辛いご様子でした。
まずは今先生が背中に手を当てて、
身体のこわばりやコリの状態を丁寧に確認します。
一通りの触診が終わると、「足のほうから診てみましょう」と
私(今貴史)にアイコンタクト。
ここからは私の担当です。
ベッドに腰かけていただき、股関節の動診をしてみると、
左膝を屈曲しづらいとのこと。
さらに膝裏の触診を行うと、左側に明らかなコリがあり、
「イデデデぇ」と顔をしかめるほどの反応がありました。
顎まわり、特に左の耳下腺付近の皮膚に触れてみると
硬く癒着していました。
まずは優しく皮膚を引っ張る操法を試してみることにしました。
どのくらいの圧でひっぱると気持ちいいか感じていただき、
あとは患者さんにお任せします。
左の顎まわりの皮膚を引っ張っると気持ちよさそうでした。
そのまま、私は再び膝裏を触診してみると
「あれ……?痛くない……!」と、驚きの声が上がりました。
「えぇ〜!顎と膝が関係あるんですか⁉」と、
信じられないといったご様子。
立ち上がったときには「膝が軽いです!」と、
嬉しそうな笑顔を見せてくださいました。
このまま良くならないのでは…という
不安でいっぱいだったそうです。
身体のコリがとれて、心まで軽くなったクライアントさんは、
まるで別人のように明るい表情で帰っていかれました。
今貴史 著