2025.07.17
カテゴリ:操体法臨床例
歯の痛み?
ある日の昼下がり、妻から
「右下の奥歯が痛くて、物を噛むとズキッとする」と連絡がありました。
どうやら虫歯のような鋭い痛みではなく、「噛むと痛い」のだそうです。
少し心配になり仕事が終わった後、今先生に相談してみました。
すると今先生は、こう言いました。
「手の合谷(ごうこく)あたり、凝ってないかな?」
早速、妻の合谷(親指と人差し指の間のくぼみ)を触れてみると、
皮膚がパンと張っていて、少し押しただけでもかなり痛そうな様子。
「ここをひっぱってはがしてみよう」
激痛に顔をしかめながらも、妻は自分で合谷を痛快にはがしていきました。
ある程度、皮膚がゆるんだタイミングで、
もう一度硬い物を噛んでもらうと──
「あれ、7割ぐらい痛くないかも…!」
その日はそのまま様子をみることになりました。
そして翌日。
朝から晩まで過ごしたあと、妻は満面の笑みでこう言いました。
「昨日の歯の痛み、ウソみたいに消えちゃった!」
虫歯などの明らかな問題がある場合には歯科の受診が必要ですが、
原因がハッキリしない歯の痛みや歯茎の違和感に対しては、
こうしたアプローチも有効ですね。
同じような症状で悩んでいる方がいらっしゃったら
「手の合谷あたり」を痛快にひっぱってはがす方法を試してみてください。
今貴史 著