歯の痛み?

ある日の昼下がり、妻から
「右下の奥歯が痛くて、物を噛むとズキッとする」と連絡がありました。

どうやら虫歯のような鋭い痛みではなく、「噛むと痛い」のだそうです。
少し心配になり仕事が終わった後、今先生に相談してみました。

すると今先生は、こう言いました。
「手の合谷(ごうこく)あたり、凝ってないかな?」

早速、妻の合谷(親指と人差し指の間のくぼみ)を触れてみると、
皮膚がパンと張っていて、少し押しただけでもかなり痛そうな様子。

「ここをひっぱってはがしてみよう」
激痛に顔をしかめながらも、妻は自分で合谷を痛快にはがしていきました。

ある程度、皮膚がゆるんだタイミングで、
もう一度硬い物を噛んでもらうと──

「あれ、7割ぐらい痛くないかも…!」

その日はそのまま様子をみることになりました。
そして翌日。

朝から晩まで過ごしたあと、妻は満面の笑みでこう言いました。

「昨日の歯の痛み、ウソみたいに消えちゃった!」

虫歯などの明らかな問題がある場合には歯科の受診が必要ですが、
原因がハッキリしない歯の痛みや歯茎の違和感に対しては、
こうしたアプローチも有効ですね。

同じような症状で悩んでいる方がいらっしゃったら
「手の合谷あたり」を痛快にひっぱってはがす方法を試してみてください。

今貴史 著

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