肩痛と操体法

仙台市泉区八乙女中央の仙台操体医学院 今治療院の今貴史です。

肩が重くて腫れて痛いクライアントさんのお話です。
新患さんの若々しいおじいちゃん。

ご本人いわく、肩が痛くて痺れて重く、とても辛い様です。

家から近い整形外科にも150回くらい毎日通ったそうです。

いつも新患さんは私が担当するのですが
この日は珍しく今先生が担当しました。

今先生は当時ブームの【足裏】を触診しました。
するとカチカチに凝っている様子です。
しかし、、天城流操体法をして変化は出ているのですが
まだ肩が痛くて重くて涙が出るんだと言います。

腕や肩甲骨付近を剥がしても、
全身柔らかくてとても良い身体なんだけど、痛い・重い。
このとき痺れは少し良くなったみたいでした。

この【痛い】【重い】っていう言葉を聞いてると、
なぜか【クライアントさんの想い】というのが頭に入ってきました。

喋り方をよく分析すると

・自分をわかって欲しい
・自分の話を聞いて欲しい

という感じでした。
その思いが身体を重くしてるのかもしれない。
だから何百回と整形外科に通って
毎日電気かけたりしてきたのかなと想像しました。

どんなことを聞いて欲しいのか
どんなところを認めて欲しいのか、
本当は自分が一番わかってることだけど、
どうしても外に答えを求めがちになってしまいます。

中々人から認めてもらうには時間も努力も必要です。
そんな中、常に見方でいるのは家族や自分自身だったりします。

自分自身を自分で認めて褒めてあげると、身体は素直に喜びます。
操体法で表面的な肉体バランスを整えることによって
操体法の【想】という想いの部分のバランスも自然と整うようになっていきます。

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